筆者の家では雑誌等で話題のWiFi6対応のBUFFALOのWXR-5950AX12を使用していたのですが、色々あり敢えて旧式のWiFi5対応のNECのPA-WG2600HP3に変更したのでご紹介します。
下記のスペック比較表でもわかるように、NEC PA-WG2600HP3はBUFFALOのWXR-5950AX12に比べスペック上ではかなり劣っています。
WXR-5950AX12 | PA-WG2600HP3 | |
---|---|---|
無線規格 | IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax | IEEE802.11a/b/g/n/ac |
最大転送速度 | 5.0GHz 4803Mbps 2.4GHz 1147Mbps 有線 10Gbps | 5.0GHz 1733Mbps 2.4GHz 800Mbps 有線 1Gbps |
ストリーム数 | 12ストリーム | 4ストリーム |
アンテナ数 | 5GHz/2.4GHz共通アンテナ:4 本 5GHz:4 本 | 5GHz/2.4GHz共通アンテナ:4 本 |
接続数 | 利用人数12人、台数36台 | 利用人数6人、台数18台 |
利用環境 | 戸建3階、マンション4LDK | 戸建3階建、マンション4LDK |
消費電力 | 37.1W | 約20W |
各製品の公式ページはこちらよりどうぞ。
BUFFALO WXR-5950AX12
NEC PA-WG2600HP3
WXR-5950AX12を導入した際は、iPhone 11 Proでインターネット速度を計測したところ、実測値で253Mbpsとかなりのスピードがでました。
では、なぜ格下のルータに変更を行ったかというと、設置して2ヶ月ほどで1週間に1度ルータが落ちるようになり、3ヶ月したころには1日に2度ルータが落ちるようになりました。
電源を入れ直して再起動すれば、正常に動作するのですが、放っておくとまたルータが落ちる日々でした。
ちょうど、新型コロナウイルスの関係で、テレワークが強化されたこともあり、これは死活問題になりかねない状況でしたので、BUFFALO社のサポートに問い合わせを行い、WXR-5950AX12のログも送付したのですが、以下のような回答をいただきました。
・最新版のファームウェアを適用しているのであれば問題ありません。
・見てもわからないのでログファイルはみません。
・再起動して動作するのであれば正常動作です。落ちたら、再起動してください。
みなさん、どうでしょうか?
筆者はサポートとしてのレベルがあまりにも低いことに憤りを感じました。
WXR-5950AX12のは速度も早い、ストリーム数たしかにも多いですし、全体的にスペックがすごくいいです。
しかし、肝心の安定性がないのです。
元々、筆者の自宅ではBUFFALOのルータを使用していたのですが、信条を変えてNECに変更しました。
WXR-5950AX12では外出先から自宅にアクセスするためVPNサーバも使用していたので、NECのPPA-WG2600HP3にしたことによりVPNサーバを別で用意しなくてはいけなくなりました。
どのように実現したかは別エントリで記載しますが、新規にサーバを用意することなく実現できました。
またNECでもWiFi6対応のPA-WX6000HPというルータが販売されているのですが、インターネット上のレビューを見る限り、やはり同様にインターネットが切断されるという事象が発生しているようです。
販売メーカーは違えど、ルータ内部に使用している部品が共通なのかもしれません。
まだWiFi6を導入するには時期が早かったというのが、筆者の見解となります。
ルータ高かったのになぁ。。。
なお、入れ替えで導入したNEC PA-WG2600HP3は導入後はやはり速度は落ちたものの、安定稼働は行えています。
人によっては安定稼働よりも速度だ!って方もいらっしゃるかと思うので、ご参考までに。
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